製造部 めっき課 係長

R.K 2009年入社

どんな仕事をしているの?

まさに鉄製品を
めっき製品に変える仕事

鉄製品をめっき槽につけるセクションで働いています。まさに鉄製品がめっき加工製品に変わるところです。15人くらいの作業メンバーに指示を出しながら、加工作業が滞りなく進むように調整をするといった感じです。溶融亜鉛(400度の溶けた亜鉛)が入った槽に、あらゆる鉄製品を沈めて表面に亜鉛を付着させます。

どんな仕事をしているの?

やりがいや面白さは?

微妙なさじ加減で品質に差が
熟練の技術の先には、大きな達成感

鉄製品も大きいものから小さいものまで、形も真っ直ぐなものから、複雑に曲がったもの、パイプなど様々です。それらの形状によってめっき槽に沈めておく時間を微妙にコントロールしたり、クレーンで引き上げるスピードも細かく調整する必要があります。
亜鉛めっき特有のキラキラ輝いた状態にしながら、表面にしっかりめっきを付着させるには、熟練の技が必要です。しっかり付着させようと長く浸けすぎると、黒っぽく焦げたような色になってしまいます。きれいにすることを意識し過ぎて、早く上げすぎるとめっきが規定の厚さまで付かず品質が下がります。指示一つで品質が左右される緊張感もありますが、その分うまくいった時の達成感もあります。

やりがいや面白さは?

どんな人が向いている?

コミュニケーションが取れる人
あとは、暑さに強い人でしょうか(笑)

現場はとにかく暑いので、慣れるまではキツかったです。今も暑いもんは暑いですが(笑)そういう場所でも苦にならない人。あとコミュニケーション能力ですね。単純に来たものを加工しているだけではダメで、その日の目標重量を達成するために前後の工程を意識して効率的に加工していかなければなりません。

どんな人が向いている?

具体的にはどんなコミュニケーションが必要?

コミュニケーションが肝
未経験もOJTでサポート

例えば、亜鉛めっきを付着させた後の仕上げ工程では、ばりと呼ばれる加工時に亜鉛が垂れて出来たでっぱりを削ったりします。スペースは限られているので、大型ものばかり連続して後工程に回してしまうと、置く場所がなくて全体の流れがとまってしまいます。全体の生産フローを意識した段取りを組む、それを滞りなく進めるには細かいコミュニケーションが大事です。各工程のメンバーとうまくコミュニケーションが取れるかが肝になります。これをどうやって習得するかは難しいところです。私が入社した頃は、「見て覚えろ」でしたが(笑)これからはそんなやり方では難しいと思っています。OJT方式で一緒について作業をしながら、都度アドバイスをするという形で指導にあたっています。

具体的にはどんなコミュニケーションが必要?
就活生へのメッセージ

就活生へのメッセージを
お願いします。

私が就職活動をした時は、大学の求人票からではなく自分で探して応募しました。地元で就職することを前提に、もともと興味のあったものづくり関係の会社に照準を合わせました。皆さんも自分のこだわるポイントや優先度に従って、求人票に頼らず自分の足で就職先を探してみるも良いのではと思います。私はそんなやり方で長く勤められる会社と出会えたと思っています。

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